アットホームは7月31日、"4人家族が幸せに暮らすために必要な住まいの条件"の調査結果を発表した。同調査は2017年7月18日~7月20日まで、1都3県在住で、10代の子供2名と、自分と配偶者の計4名で同居している30~50代の既婚男女(628名)を対象にインターネットリサーチを実施したもの。

4人家族の幸せな住まい、必要なものって何?(イメージ)

同調査によると、4人家族が幸せに暮らすために最低限必要だと思う自宅の間取りは「4LDK」が最も多く、最低限必要だと思う家の広さは、平均89.0平方メートル。そのうち、最低限必要だと思うリビングの広さは、平均12.2畳という結果になった。

Q.4人家族が幸せに暮らすために、最低限必要だと思う自宅の間取りをお答えください(対象:628名、有効回答:628名)

Q.4人家族が幸せに暮らすために、最低限必要だと思う家の広さ(延床面積)を平方メートルでお答えください(対象:628名、有効回答:619名、フリーアンサー)

Q.4人家族が幸せに暮らすために、最低限必要だと思うリビングの広さを畳数でお答えください(対象:628名、有効回答:569名、フリーアンサー)

4人家族が幸せに暮らせる"駅徒歩の限界"の平均は18.4分で、最も多かったのは「15分以上 20分未満」、次いで「10分以上15分未満」。同社は、現在の自宅から最寄り駅までの平均は16.6分だったため、多少今より遠くても幸せに暮らせると考えているのかもしれないと分析している。

Q.自宅から最寄り駅までの距離は、最低限(長くても)何分までなら、4人家族が幸せに暮らせると思いますか(対象:628名、有効回答:628名、フリーアンサー)

また、4人家族が幸せに暮らせる"片道の通勤時間"については、平均57.1分で、最も多いのは「60分以上80分未満」。また、男女別にみると、男性の平均は63.5分、女性は平均50.7分だった。

Q.通勤時間(片道)は、最低限(長くても)何分までなら、4人家族が幸せに暮らせると思いますか(対象:628名、有効回答:628名、フリーアンサー)

4人家族が幸せに暮らすために必要な"世帯年収"は、平均が882.5万円で、最も多い金額帯は「800万円台」だった。男女別にみると、男性平均は929.1万円、女性平均836.0万円となり、特に男性はかなり高い年収が必要だと考えているようだ。同社は、現在の年収が平均829.6万円だったことから、現状収入が足りていないと感じている人が多いことがうかがえるとコメントしている。

Q.4人家族が幸せに暮らすために、最低限必要だと思う世帯年収をお答えください(対象:628名、有効回答:627名、フリーアンサー)

4人家族が幸せに暮らすために、少なくとも必要な"子供との会話時間"については、平均は68.7分となった。男女別に見ると、男性は平均50.2分、女性は平均87.2分と、女性の方が子供との会話は長い時間が必要だと考えていることがうかがえる。また、"夫婦の会話時間"については、平均53.8分となり、こちらも男性は平均49.3分、女性は平均58.2分と夫婦間の意識の違いがわかる。

Q.4人家族が幸せに暮らすために、最低限必要だと思う1日の子供との会話時間をお答えください(対象:628名、有効回答:627名、フリーアンサー)

Q.4人家族が幸せに暮らすために、最低限必要だと思う1日の夫婦の会話時間をお答えください(対象:628名、有効回答:628名、フリーアンサー)

最後に、4人家族が幸せに暮らすために絶対必要なものはという質問では、1位「食物」、2位「住居」、3位「お金」という結果となった。そして、「どんな住まいであっても、愛さえあれば、幸せに暮らせる」と考えている人は、33.0%ということが判明した。

Q.4人家族が幸せに暮らすために、絶対必要だと思うものをお選びください(対象:628名、有効回答:628名、複数回答可)

Q.どんな住まいであっても、愛さえあれば、幸せに暮らせると思いますか(対象:628名、有効回答:628名)