イッツ・コミュニケーションズ(以下、イッツコム)と宮古テレビは7月28日、8月1日からの3カ月間、IoTを活用したお産前の母牛の遠隔見守りに関する実証実験を開始することは発表した。

同実験では、IoTサービス「インテリジェントホーム」を沖縄県宮古島市の畜産農家の牛舎に設置し、畜産農家とともに3カ月間、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末による通知の頻度やタイミング、映像の伝送手法、夜間の画質・IoT機器の性能などを検証。実験期間中のサポートや、メンテナンスは宮古テレビが担当する。

具体的には、お産を控えた母牛のIPカメラによる監視と、お産24時間前に活発になる動きをモーションセンサーで検知し、IPカメラと連動した画像とともに畜産農家管理者のスマートフォンやタブレット端末へ通知。畜産農家における子牛の生存率低下や、管理者の負担増などの課題解決を目指す。

実証実験イメージ