ロードスターキャピタルは7月28日、「ソーシャルレンディングに関する女性投資家の実態調査」の結果を発表した。

調査対象は不動産特化型クラウドファンディング「OwnersBook」の女性会員で、計60人の有効回答を得た。調査日は2017年7月11日。

利回りの高さが人気

同調査によると、回答者のうち、会社員・パート・自営業等の働いている割合は88%。投資の経験年数を聞くと、「1年未満」(27%)が最多。「10年未満」(20%)、「15年以上」(18%)、「5年未満」(17%)と続いた。

実際にソーシャルレンディングに投資してみようと思った理由

投資運用している商品は、1位「定期預金」、2位「株式」、3位「投資信託」がランクイン。男性は株式が最も多かったのに対し、女性は定期預金が最多となった。

続いて、ソーシャルレンディングに興味を持った時期を尋ねると、2015年以前は1割未満にとどまっていた。しかし、2016年に1割超に増加し、2017年に入ってからは前年比4倍ペースで推移しているという。

実際にソーシャルレンディングに投資してみようと思った理由は、1位が「1万円などの少額から投資できる」、2位が「新しい投資方法に興味があった」、3位が「比較的高い利回りが期待できる」という結果に。同社は「ソーシャルレンディングの利回りの高さと手間の少なさをメリットに感じている」と分析している。

また平均投資額では「10万円」が36%と最多。「5万円」(20%)、「20万円」(10%)、「30万円」(8%)と続いた。一方、1万円から5万円の少額投資は計32%で、「100万円以上」の大口投資家は5%だった。