日立建機は7月28日、「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律(オフロード法)」2014年基準に適合した新型油圧ショベル「ZAXIS-6シリーズ」の「ZX120-6」(標準バケット容量:0.5m3、運転質量:12.7t)、後方超小旋回機「ZX135US-6」(同:0.5m3、同:13.7t)、「ZX160LC-6」(同:0.6m3、同:17.2t)を2017年9月1日より発売すると発表した。

ZX120-6 油圧ショベル

同製品群は、従来機の性能を踏襲しながらも油圧システム「HIOS IV(ハイオスフォー)」や「オートアイドリングストップ機能」などの機能を採用している。また、車体点検時の転落リスクを低減するため、車体上部にハンドレールを新設し、メンテナンス作業時の安全性の向上を図っている。

さらに、国土交通省が推進するi-ConstructionをはじめとしたICT施工に対応するため、「マシンガイダンス仕様機」を同クラスで同社製品として初めてオプション設定するとともに、計測機器の取り付けを容易にするための「マシンガイダンス対応マルチブラケット」をオプション設定。他のクラスと合せて高まる市場ニーズへ対応していく考えだ。

なお、販売目標は、国内向けに3機種合計で年間2,000台を見込んでいるという。

3機種の概要