ベルシステム24は7月27日、スタートアップ企業や小規模経営に向けた電話代行サービスである「e秘書」をレンタルオフィス事業者と提携して入居後、すぐに問い合わせ窓口を開設でき、迅速な業務開始を可能にする「e秘書forレンタルオフィス」を開始した。

サービスのイメージ

新サービスは、同社と国内の複数のレンタルオフィス事業者が提携し、オフィスと電話対応窓口をまとめて開設することで煩雑な手続きなく業務開始を支援するもの。スタートアップ企業などの小規模な法人や個人事業者などの「ECサイトを運営しているが、電話対応まで手が回らない」「外部からの大切な連絡に対しタイムリーな対応に限界がある」「登記の為の固定電話番号を持ちたい」といったニーズに対応する。

同サービスでは、個々のエンドユーザーの事情やニーズに合わせたサービスの設計を可能としており、小規模な電話代行サービスを希望する利用者も契約が可能。特に、インターネットビジネスやコンサルティングなどの個人事業のスタートアップ、また弁護士や会計士などの個人事務所の開設を考えているエンドユーザーに適しているという。

同サービスは「おまとめプラン」と「紹介プラン」の2つのプランを用意。おまとめプランでは、エンドユーザーはe秘書とオフィス利用をまとめて、提携先レンタルオフィスと契約が可能。契約内容は通常販売していない低価格プランになっており、レンタルオフィス事業者との契約であるため、オフィス賃料と併せた支払いができる。

また、紹介プランは提携先レンタルオフィスを利用するエンドユーザーがベルシステム24と直接契約をすることで、e秘書を割引価格で利用を可能としている。