米Intelが7月27日 (現地時間)に発表した2017年度第2四半期(2017年4月~6月)決算は、データセンター関連の堅調な伸びに加えて、PC用プロセッサを扱うクライアントコンピューティンググループの売上高が前年同期比12%増と好調だったことから、売上高・1株利益ともに市場予想を上回った。

6月期の売上高は148億ドル(前年同期比9%増)だった。GAAPベースの純利益は28億ドル(同111%増)、1株あたりの利益は0.58ドル。非GAAPでは35億ドル(同23%増)、1株利益0.72ドルだった。以下は事業グループ別の売上高。

  • クライアントコンピューティンググループ:売上高82億ドル(前年同期比12%増)。内訳は76億ドルがプラットフォーム、6億ドルがモデム/その他。プラットフォームの売上高は、ノートブックが20%増、デスクトップが3%減だった。14nmプロセスのコスト改善、製品構成の拡大によって営業利益が向上している。
  • データセンターグループ (DCG):売上高44億ドル(前年同期比9%増)。内訳は40億ドルがプラットフォーム、4億ドルが非プラットフォーム。クラウドサービスプロバイダー (売上高が前年同期比35%増)、コミュニケーションサービスプロバイダー (同17%増)が全体の60%近くを占める。
  • Internet of Thingsグループ (IoTG):売上高7億2000万ドル(前年同期比26%増)。
  • 不揮発性メモリーソリューションズグループ (NSG):売上高8億7400万ドル(前年同期比58%増)。
  • プログラマブルソリューションズグループ (PSG):売上高4億4000万ドル(前年同期比5%減)。

最大の売上高を占めるPC向けプラットフォームの需要が予想以上に強かったのが、予測を上回る売上高につながったが、そうした中でもPC中心からデータ中心への移行が着実に進んでいる。PC向け事業の売上高が前年同期比12%増だったのに対して、データ向け事業 (DCG、NSG、IoTG)全体は16%増だった。また、決算発表においてCEOのBrian Krzanich氏が車載用画像認識技術を手がけるMobileyeの買収を、予定よりも早く第3四半期中に完了できる見通しを明らかにした。

2017年度第3四半期(2017年7月~9月)については、売上高157億ドル、1株利益0.80ドルと予測。2017年度通期の予測を売上高613億ドル、1株利益3.00ドルに引き上げた。