ICTサービスを展開するPFUは7月27日、サイバーセキュリティを強化するiNetSecシリーズの新製品「iNetSec MP 2040」を販売開始すると発表した。

「iNetSec MP 2040」は、独自の標的型サイバー攻撃検知技術「Malicious Intrusion Process Scan」を搭載し、未知の脅威を検知するとともに、自動的に攻撃プロセスの全容を時系列で見える化するネットワークセキュリティ製品。通信データから攻撃プロセスを分析することで、従来のセキュリティ対策をすり抜ける攻撃も検知することができる。

攻撃プロセスの見える化イメージ

また、製品開発に同社Security Operation Center(SOC)の運用ノウハウを反映することで対処の優先順位付けやログの収集・分析など調査に必要な作業が自動化され、「攻撃プロセスの見える化」を容易に行えるため、SOC運用の効率化を実現するという。

さらに、IT機器リスク対処アプライアンス「iNetSec SF」と連携し、危険度が高い端末をネットワークから自動遮断する(2017年秋 提供予定)。

設置構成のイメージ

主な仕様は、外形寸法が439×700×86.9mm、質量が26.0kg、騒音が55dB以下。出荷開始は2017年8月を予定している。