PGF生命(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険)は7月26日、2017年に還暦を迎える1957年生まれの人を対象とした「2017年の還暦人(かんれきびと)に関する調査『バラエティ編』」の結果を発表した。調査期間は4月28日~5月10日、有効回答は2,000人。

自由に使えるお金、平均4.3万円

生活費を除いて自由に使えるお金がひと月あたりどのくらいあるか(配偶者がいる場合は夫婦2人分)尋ねると、「1万~3万円台」が計37.1%、「5万円台」が20.2%となり、平均額は4.3万円だった。

生活費を除いて自由に使えるお金がひと月あたりどのくらいあるか(配偶者がいる場合は夫婦2人分)

配偶者の有無別に平均額をみると、配偶者がいない人は3.6万円、配偶者がいる人は4.6万円。実年齢別では、59歳は4.5万円、60歳は3.9万円と、定年を迎える60歳前後で自由資金の額が6,000円も変動していた。

買い物で優先することが多いこととして自身にあてはまるものを聞くと、「優れた品質や信頼できるブランド」に「あてはまる(近い、以下同)」と答えた割合は33.5%。「価格の安さや費用対効果」については66.6%となった。

積極的にお金をかけたいものとして、「形が残るモノ」に「あてはまる」と答えた割合は42.6%、「思い出に残るコト」については57.4%との結果に。同社は「今年の還暦人はどちらかというと、モノよりもコトに積極的に消費をする傾向にある」と推測している。

20代・30代でお金を投じてきたことを質問すると、1位「旅行・レジャー」43.7%、2位「子供(または孫)」41.4%、3位「交友(飲み会など、付き合いのための飲食を含む)」38.9%と続いた。