NXP Semiconductorsは、米国の重要な国家/国土安全保障プログラムのサポートを可能にする政府アプリケーション向けセキュリティチップを、テキサス州オースチンとアリゾナ州チャンドラーにある自社工場にて製造することを目的とした2200万ドルの生産活動拡大計画を発表した。

同拡大計画は、米国の連邦、州、地方政府プログラム向けのセキュアIDソリューションの開発に対するNXPの長期的なコミットメントをさらに発展させることを目指したもの。オースチン、チャンドラーならびにカリフォルニア州サンノゼの同社のR&D製造施設は、府向け製品に対する国際的なガイドライン/仕様であるコモンクライテリア「EAL 6+」に対応したセキュアマイクロコントローラ「SmartMX」ファミリ製品の生産のための完全なセキュリティ・サイトとして認証プロセスをすでに完了しているという。

なお、オースチン市では、今回の取り組みにより雇用の創出が期待されること、ならびに主要なテクノロジー・ハブとして同市が成長することへの期待を表明している。