LINEは7月24日、2017年4月に全国で実施したインターネットの利用環境に関する調査結果を発表した。調査は、住宅地図データベースから世帯を抽出し個人を割り当て、調査員が個別に対象宅を訪問、アンケートを配布し、後日回収する「個別訪問留置調査」によって行った。対象は、15~59歳の男女計759人。

調査では、週に1回以上インターネットを利用する人を対象に、ネット利用の際にどのデバイスを使用しているか尋ねた。スマホとPC両方でネットを利用すると答えたのは39%。一方スマホのみと答えた人は46%と、スマホとPC併用者を上回る結果になった。PCのみと答えた人はわずか6%だった。

スマホやPC以外では、タブレットのみが0.8%、ガラケーのみが2.0%、タブレットとガラケーの併用が0.4%、いずれも利用していない人が6%。なお調査の数字は、小数第1位を四捨五入している。

■アクティブなネット利用者の実態
スマホのみ 46%
スマホ+PC 39%
PCのみ 6%
いずれも利用していない 6%
ガラケーのみ 2.0%
タブレットのみ 0.8%
タブレット+ガラケー併用 0.4%

※LINE調べ(別訪問留置調査 n=759、小数第1位を四捨五入)

特に10代は、スマホのみと答えた人が70%に達し、パソコン離れの傾向が顕著にみられる。30代もスマホのみと答えた人が50%を上回っており、半数以上の人がインターネット利用の際にスマホをメインに使用していることが判明した。