米BOX OFFICE MOJOは7月21日~7月23日の全米週末興業成績を発表した。

『ダークナイト』『インセプション』のクリストファー・ノーラン監督による最新作『ダンケルク』が週末興収5,050万ドルを稼ぎ、初登場1位にランクインした。第2次世界大戦中に行われた奇跡の脱出作戦を実話に基づき描いた歴史大作。キャストには、ノーラン作品常連のトム・ハーディ、キリアン・マーフィをはじめ、『ブリッジ・オブ・スパイ』でアカデミー助演男優賞を受賞したマーク・ライランス、『ヘンリー五世』のケネス・ブラナーらの名優が名を連ねる。また、ワン・ダイレクションのハリー・スタイルズが本作で映画デビューを果たしている。

(C) 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED

2位も初登場の『Girls Trip(原題)』。『アンダーカバー・ブラザー』のマルコム・D・リー監督のコメディで、『最終絶叫計画』シリーズのレジーナ・ホールが主演する。

前週トップの『猿の惑星: 聖戦記』は4位に急降下。『スパイダーマン:ホームカミング』も2位から3位へとワンランクダウンした。

5位の『Valerian and the City of a Thousand Planets(原題)』も初登場。リュック・ベッソン監督による、フランスの名作コミックを原作としたSF映画で、『アメイジング・スパイダーマン』のデイン・デハーンが主役を演じ、『スーサイド・スクワッド』のカーラ・デルヴィーニュが相棒役を務める。

前週3位の『怪盗グルーのミニオン大脱走』も6位に転落したものの、累計興行収入2億1,332万2,700ドルとなり、2億ドルの大台を突破。初登場作品に押し出され、7位『ベイビー・ドライバー』以下も前週からそれぞれ3ランクずつ順位を下げている。

北米週末興行成績TOP 10(7月21日~7月23日)

順位 先週順位 作品名 週末興行収入 累計興行収入 日本公開日 週経過
1 ダンケルク 5,050万ドル 同左 9月9日 1
2 Girls Trip(原題) 3,037万720ドル 同左 未定 1
3 2 スパイダーマン:ホームカミング 2,201万ドル 2億5,171万1,581ドル 8月11日 3
4 1 猿の惑星: 聖戦記 2,040万ドル 9,775万914ドル 10月13日 2
5 Valerian and the City of a Thousand Planets(原題) 1,702万ドル 同左 未定 1
6 3 怪盗グルーのミニオン大脱走 1,271万4,475ドル 2億1,332万2,700ドル 7月21日 4
7 4 ベイビー・ドライバー 600万ドル 8,423万3,939ドル 8月19日 4
8 5 The Big Sick(原題) 500万ドル 2,453万9,378ドル 未定 5
9 6 ワンダーウーマン 463万ドル 3億8,903万3,279ドル 8月25日 8
10 7 Wish Upon(原題) 247万7,816ドル 1,052万2,081ドル 未定 2