6月7日に放送されたTBS系バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』(毎週水曜21:57~)の「先生のモノマネ、プロがやったら死ぬほど子供にウケる説」が、放送批評懇談会が優れた番組・個人・団体を顕彰する「ギャラクシー賞」の6月度月間賞を受賞した。

『水曜日のダウンタウン』MCの松本人志(左)と浜田雅功

「先生のモノマネ、プロがやったら死ぬほど子供にウケる説」では、プロのモノマネ芸人たちが中学校に出向いて取材を行い、そこで働く先生たちのモノマネを研究。ネタ作りの打ち合わせを重ね、後日、生徒の前で「先生モノマネ」をサプライズ披露した。

同企画に対し、放送批評懇談会は「抜群の出来だった。モノマネ芸人がやる自分の学校の先生のモノマネに涙を流して笑う生徒たちにモノマネ芸の原点を見る思いがした。また、モノマネ芸人たちが先生へのインタビュー、ネタ作りの会議など準備をしている様子を逐一見せる構成も優れていた」と評価した。

演出の藤井健太郎氏は「学生時代、古舘伊知郎さんがテレビで披露した『先生モノマネ』を見て、死ぬほどウケた経験があります。世代は離れていますが、古舘さんは高校の先輩です。今回は、図らずもハートフルな企画になってしまいましたが、今後も、図らずも良い番組になっていってくれることを願っています」とコメントを寄せている。