しゅふJOB総研(ビースタイル運営)は7月18日、働く主婦を対象とした「すきま時間と人生の豊かさ」をテーマとする調査結果を発表した。調査期間は2017年5月18日~6月5日、有効回答は730人。

すきま時間、9割弱が「ある」

1日の中にすきま時間(予定の隙間に生じる短時間の暇)は存在するか尋ねたところ、「たくさんある」は15.9%、「ほどよくある」は35.8%、「少ないがある」は35.1%となり、ある程度のすきま時間があると答えた人は86.7%に上った。

日々のすきま時間を有効に使えるかどうかで、あなたの人生の豊かさは変わってくると思いますか。(単一)

日々のすきま時間を有効に使えるかどうかで、人生の豊かさは変わってくると「思う」人は53.2%、「どちらかと言えば思う」人は34.2%で、合わせて87.4%がすきま時間を有効に使えば人生の豊かさが変わると考えていることがわかった。

また、すきま時間を使って「副業等の仕事」をしたいか聞いたところ、67.8%が「思う」と回答した。「思う」と答えた人の割合をみると、人生の豊かさは「変わる」と答えた人では71.2%、「変わらない」では42.0%と、両者の間で約30ポイントの差が開いた。

副業の希望状況とのクロス集計

人生の豊かさは「変わってくる」と答えた人からは、「趣味を深めたり、勉強したりできれば充実感が得られたり、キャリアアップも望めると思うから」(40代:契約社員)、「毎日10分でも続けられたら、一年後は大きく違って来ると思う」(50代:派遣社員)などの声が寄せられた。

一方、「変わってこない」と考える人からは、「スキマ時間はのんびりリフレッシュする時間だから」(40代:パート/アルバイト)、「人生の豊かさと隙間時間は関係ないように思う」(50代:今は働いていない)などの意見が挙げられた。