ビジネスシーンで他人や自分の臭いが気になる、そんな経験をした人は少なくないだろう。マイボイスコムが7月19日に発表した第4回「デオドラントに関する調査」では、臭いに対する意識やデオドラント剤の利用状況などを聞いている。

嫌な臭い、1位は「口臭」

同調査は、2017年6月1日から5日までに10代以上の個人、1万1,145人を対象に実施したもの。

まず、自分や他人の臭いで嫌だなと気になるものを聞くと、「口臭」が65.6%でトップ。以下、「ワキ」が47.0%、「たばこのにおい」が42.2%、「加齢臭」が36.8%、「足や足先」が36.2%と続いた。

自分の汗のニオイが気になる度合

自分の汗の臭いが気になる人は57.2%。詳細をみると、女性や若年層で高い傾向だったのに対し、男性50代以上では4割強と他の層より低かった。

直近1年間にデオドラント剤を利用した人は6割弱。利用したタイプは、「スプレー」が35.9%、次いで「シート、ペーパー」「ロールオン」が各10%台となった。

デオドラント剤の利用部位を尋ねると、「脇の下」が断トツに多く85.1%。以下、「首」が40.0%、「デコルテ」「背中」が各2割と続いた。「顔」「首」は男性で比率が高く、「脇の下」は女性30代以上で9割強に上った。

デオドラント剤の利用場面は、「主に暑い季節に」が54.9%で最多。次いで「汗やにおいの予防として」が45.9%、「出かける前」が35.4%、「汗が気になった時」が30.9%、「においが気になった時」が27.7%、「季節を問わず、一年を通して使う」が27.3%と続いた。

デオドラント剤選定時の重視点は、「タイプ」「価格」が各5割、「香りがよい」「容量、サイズ」「使いやすい」「消臭効果」「メーカー、商品ブランド」が各3割となった。