ソフトバンクは7月18日、試作製品の商品化を支援する消費者参加型プラットフォーム「+Style」にて、E Inkディスプレイを搭載したiPhone 7用ケース、「InkCase i7」の取り扱いを開始した。標準価格(税込)は15,984円だが、本記事の執筆時点(7月19日午前)では、早期割引きとして12,787円で販売されており、在庫数「183」となっている。販売終了時期は2017年8月17日の予定。

InkCase i7の使用イメージ。左側がiPhone 7の画面、右側の3つがInkCase i7の画面

InkCase i7は、自然反射光を利用することで目の疲れを軽減するE Inkディスプレイを搭載したiPhone 7用のケースだ。iPhone 7の背面に、E Ink方式のセカンドディスプレイを追加できる。ディスプレイ解像度は480×800ドット(217dpi)で、日光を吸収し反射を少なくする防眩(ぼうげん)性能を持つ。

iPhone 7とはBluetoothでつながり、専用アプリ「InkCase App」を用いて、iPhone 7からInkCase i7へと電子書籍や画像データを転送。InkCase i7のE Inkディスプレイで表示、閲覧可能だ。電子書籍はEPUB形式に対応するほか、テキスト形式、JPEG形式などをサポート。InkCase i7本体には、128MBのメモリと256MBのストレージを内蔵しており、画像の最大保存数は10枚で、InkCase i7のE Inkディスプレイで壁紙として表示できる。加えて、iPhone 7で作成したタスクリストやカレンダー、時計などを表示する機能もある。

InkCase i7の画面は16段階のグレースケール表示

壁紙にはお気に入りの一枚を

InkCase i7の本体サイズはW69.5×D11.1×H140.7mm、重量は62g。バッテリーは460mAのリチウムポリマーを使用。生活防水を備えている。