鉄ちゃんマスト! 名古屋の隠れた鉄道スポット

向野橋

中村区と中川区との区境にある巨大な陸橋が「向野橋」です。建造されたのは1899年で、当初は京都にありましたが、1930年に名古屋に移設されました。さまざまな鉄道路線の車両を見られることで知られ、カメラ片手に来訪する鉄道マニア(鉄ちゃん)も少なくありません。鉄道好きなら名古屋来訪の際、押さえておいて損はないスポットです。

110年以上の歴史を誇る鉄道用の陸橋

向野橋は名古屋市中村区と中川区との区境にある、長さ119m・幅5.5mの陸橋。もともとはアメリカで製造され、1899年に京都鉄道の保津川橋梁としてつくられました。河床に1カ所も橋脚を建てない構造は、保津川名物の「保津川下り」に配慮したものといわれています。 1922年に脱線車両の衝突事故が起こり、保津川橋梁は新しい橋に取り替えられました。そして事故で破損した橋は、名古屋に移設されて跨線橋として第2の人生を歩むことになったのです。名古屋に移されたのは1930年です。

さまざまな鉄道会社の車両を橋の上から眺めよう

生活道路として人々が行き交う向野橋ですが、ここは鉄道マニア(鉄ちゃん)が集うスポットとしても有名です。 向野橋の下にはJR関西本線をはじめ、近鉄名古屋線、あおなみ線の各鉄道会社の路線が通過し、絶好の車両観察&撮影スポット。カメラを持ったマニアが、一日を通してベストショットを狙っています。また、JR名古屋車両区で点検中の車両や、洗車風景なども見ることができます。 名古屋駅周辺の高層ビル群をバックにした鉄道風景も見ごたえ満点。夜明けは都市の朝焼けが車両を照らし、夕暮れはオレンジ色に光る地平線と車両とのコントラストが幻想的です。

名古屋市の認定地域建造物資産に認定された隠れスポット

名古屋市に移設されてからは、名古屋機関区で分断された中村区と中川区を結ぶ生活道路として、地域の人の暮らしを支えてきました。長らく自動車・自転車・歩行者が通行できる「車歩道橋」でしたが、老朽化によって2002年から4輪車と自動2輪車は通行止めに。現在は、歩行者と自転車の専用道路となっています。 そして2011年には、名古屋市の認定地域建造物資産に認定されました。のどかな日中にのんびり散歩したり、夜明けや夕暮れを狙っての散策もオススメ。名古屋での旅の思い出を増やしてくれる、隠れオススメスポットです。


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