17日(現地時間)、MicrosoftはLinkedInのUWP(ユニバーサルWindowsプラットフォーム)アプリケーション版をリリースしたことを、公式ブログで発表した。日本語を始めとする21カ国語に対応し、アクションセンター経由のメッセージ通知や、任意の人物をスタートメニューへピン留めすることが可能。なお、本稿執筆時点で日本からアクセスしたWindowsストアでは存在を確認できないが、同社は2017年7月末までに利用可能になるという。

具体的には利用者宛てのメッセージや、プロフィール閲覧者の洞察、業界の最新ニュースハイライト情報などをアプリケーション経由で確認できる。なお、公式ブログでは「LinkedIn Apps for Windows 10」という表記を用いており、UWPアプリケーションながらもWindows 10 MobileなどPC版以外のプラットフォームに対応しているか否かを明確にしていない。Microsoftは2016年12月にLinkedInの買収完了を発表し、既存製品やサービスとの融合に向けた施策に注目を集めていたが、2017年7月に開催したMicrosoft Inspireで、LinkedInのデータを活用した「Microsoft Relationship Sales」を発表している。

阿久津良和(Cactus)