シーメンス、STAR-CCM+新バージョンに設計探索機能と設計最適化機能を追加

シーメンスPLMソフトウェアは14日、同社のマルチフィジックスCFD(数値流体力学)シミュレーション/解析ソフトウェア「STAR-CCM+」の新バージョン12.04に、製品設計の探索と最適化を自動化する2つの新しい完全統合型機能を搭載したことを発表した。

STAR-CCM+の新バージョンv12.04では、CFDシミュレーション環境内で複数の設計オプションを簡単に探索できるようにする「Design Manager」が搭載されるほか、HEEDSソフトウェアに採用されている実証済みの設計最適化テクノロジーを組み込んだ「STAR-Innovate」ソフトウェアをアドオンで提供する。

Design ManagerはSTAR-CCM+のオールインワン・プラットフォーム、自動メッシュ作成、ワークフローのパイプライン処理、正確な物理計算などを活用して、これまでCFDシミュレーションのフル活用を妨げてきた複雑性を一掃するものとしている。

一方のSTAR-Innovateは、長きにわたり実証済みのHEEDSと同じテクノロジーを使用して、単一目的・多目的の最適化試験を実施し、設計空間のインテリジェントな検索を可能にするアドオン・ソフトウェア。さらに確率解析機能を提供し、例えば限界寸法の製造公差や境界条件値のバラツキといった入力パラメーターの変更を少なくするように、シミュレーション予測の感度を決定できるという。

なお、STAR-CCM+は、シーメンスの製品ライフサイクル管理(PLM)ソフトウェアのビジネスユニットであるシーメンスPLMソフトウェアが開発し、各種のシミュレーションとテスト・ソリューションからなるSimcenterポートフォリオに含まれる。

シーメンスPLMソフトウェア 製品管理担当シニア・バイスプレジデントの Jean-Claude Ercolanelli氏は、次のようにコメントしている。「単一のシナリオに基づいたエンジニアリング・シミュレーションはもう過去のことと言ってもいいでしょう。STAR-CCM+の使い方を知っていれば、Design Managerも直感的にすぐに使えます。つまり、STAR-CCM+ v12.04をインストールしたエンジニアはすぐに設計の探索的試験を実行して、より良い設計をより速く、より簡単に発見することができるようになります」

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