IBM、Watsonを活用した次世代型プラットフォームを発表

米IBMは7月12日(現地時間)、IBM Watsonベースのサービス・プラットフォーム「IBM Services Platform with Watson」を発表した。同プラットフォームはIBMクラウド上で構築され、コグニティブテクノロジーを活用して人の知性を高めることで、サービスプロバイダーの業務の品質を向上させ、専門家がより高度な価値をもたらす業務に重点をおくことを支援するという。

同プラットフォームは、AIの能力を企業に提供するもので、潜在的な問題の予測・特定と自己修復を行うことにより、人の知性と洞察を支援するとしている。

コグニティブ機能は、データに基づいた迅速な意思決定に役立つ情報をIT要員に提供するとともに、問題を予測して、自動化をプロアクティブに管理することができるという。これにより、自動ツールは単純な手順の実行だけではなく、診断を実施して、問題の根本原因に対処する措置を講じることも可能としている。

また、構造化されていないEメールやチャットを自然言語で読みとり、得られた洞察を用いて、手動での介入なく問題を解決することもできるほか、技術要件を素早く導き出し、現在の運用におけるギャップを特定し、それぞれの環境に合わせた対応を行うソリューションの設計や実装も可能としている。

さらに、膨大な知識ベースを調べることができるため、技術専門家は最適な回答を入手し、それを用いて迅速な問題解決策を見出すことができる。自律運用や増強された対象分野の専門知識により、サービスの設計から、構築、統合、実行に至るまで、管理対象サービスのライフサイクル全体をサポートすることを可能としている。

同プラットフォームは、IBM Data Lakeを活用しており、IBMがデータ集約型の業界(銀行、航空、小売など)で培ったサービス経験から収集したシステム運用データをベースとしている。これは、同プラットフォームのデータファウンドリーの役割を果たし、これによりエンドツーエンドのサービス品質とパフォーマンスに関する洞察、分析および推奨事項が整備されるとしている。

加えて、Client Insights Dashboardを使用することで、顧客はそれぞれのIT環境(常に学習し、改善されている環境)へリアルタイムでアクセスして確認することができ、IT環境の設計、管理、最適化をサポートする一連の自動化サービス提供している。

なお、同プラットフォームを早期導入した顧客としてDanske Bankを挙げており、10年間にわたるITインフラサービス契約の一環として、すでに活用しているという。

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