NTTドコモは7月13日、同社が提供しているhitoeを活用した「眠気検知アプリ」が、国土交通省の「平成29年度事故防止対策支援推進事業(過労運転防止のための先進的な取り組みに対する支援)」において、「運行中における運転者の疲労状態を測定する機器」に認定されたことを発表した。これにより、自動車運送事業者は取得に要する経費の1/2の補助が受けられることとなる。

hitoeを活用した「眠気検知アプリ」

「眠気検知アプリ」は、京都大学が考案した眠気検知アルゴリズムをもとに開発したスマートフォン向けアプリだ。「hitoeウェア」およびドコモが開発した「hitoeトランスミッター01」が取得した心拍データを、同アプリが入ったスマートフォンおよび管理者にアラート通知することで、ドライバーの居眠り運転を未然に防ぐ。

同アプリは、「hitoeウェア」1着、「hitoeトランスミッター01」1個および「眠気検知アプリケーション」1ライセンスをセットとして、4万2,000円(税別)で販売している。

なお、補助金は最寄りの各地方運輸局、運輸支局などに申請する必要がある。補助金申請の詳細は、国土交通省Webサイト内「過労運転防止のための先進的な取り組みに対する支援」にて確認できる。