サン電子は7月14日、LTEマルチキャリア対応IoT/M2Mダイヤルアップルータ「Rooster AX220」(ルースターエーエックス220)について、7月31日より出荷を開始すると発表した。価格はオープン。

Rooster AX220(ルースター エーエックス220)

同製品は、NTTドコモ、ソフトバンク、KDDI(いずれもMVNO含む、ソフトバンク、KDDIについては近日対応予定)が利用できる通信モジュールを搭載しており、ユーザーが利用したいモバイル回線を自由に選択することができるIoT/M2M向けダイヤルアップルータである。安心・安定運用を実現する自律接続維持機能(ASC)を搭載し、ローコストでの提供を可能にした。

シリアル通信規格であるRS-232Cはモデムモードの他、後位端末でPPPプロトコルが実装されていなくてもIPによる通信を可能にするプロトコル変換機能を実装している。 また、NTTドコモ ユビキタスモジュールUM02-F、UM02-KO、UM03-KOのATコマンドエミュレータ機能を搭載。後位端末のコマンド仕様を変更することなく置き換えが可能となる。

さらに、大規模運用管理を容易にする遠隔管理サービス「SunDMS」を搭載しており、Roosterの死活監視やファームウェアの更新、ログ、温度、電圧管理などを無償で遠隔集中管理することができ、運用コストダウンが可能となる。