エンジニアのためのキャリア応援マガジン「fabcross for エンジニア」(メイテック運営)は7月13日、「新社会人・若手社会人の意識調査」から、「入社前のイメージと現状のギャップ」についてまとめたものを発表した。

若手社会人の4割超が「現在の待遇」に不満

勤務先の企業・職場について、入社前のイメージとギャップがあったか尋ねたところ、対象10項目の中で、最もネガティブな反応があったのは「現在の待遇(給与・福利厚生など)」で41.2%に上った。一方、ポジティブな回答は16.1%にとどまった。

入社前のイメージと現状のギャップ

「将来の待遇(昇級ペースなど)」についても、39.8%が入社前のイメージと比べてネガティブな印象を抱いており、ポジティブな反応はわずか13.1%だった。

「業務内容」については、ポジティブな反応が24.5%、ネガティブな反応が32.7%。「会社のビジョン・企業文化」については、ポジティブな反応が15.6%、ネガティブな反応が31.5%と、これら2項目もネガティブな反応の方が多かった。「配属部署」については、ポジティブな反応が24.1%、ネガティブな反応が22.6%と、同程度だった。

「上司の能力・人柄」については、ポジティブな反応が25.8%、ネガティブな反応が30.1%。「先輩の能力・人柄」については、ポジティブな反応が31.2%、ネガティブな反応が22.6%。「同期の能力・人柄」については、ポジティブな反応が23.1%、ネガティブな反応が17.5%。なお同調査では「上司・先輩・同期の中で、入社前のイメージと比べて最も評価を上げたのは、『先輩』のようだ」と推測している。

調査期間は2017年5月19日~26日、有効回答は社会人1~3年目の技術系会社員150人と事務系・その他会社員150人。