俳優の村上虹郎が13日、東京・神谷町のテレビ東京旧社屋で行われたテレビ東京系ドラマ25『デッドストック~未知への挑戦~』(7月21日スタート 毎週金曜24:52~25:23)に、早見あかり、権野元監督とともに登場した。

左から早見あかり、村上虹郎、権野元監督

同作は2016年11月に新社屋に移転したテレビ東京を舞台に繰り広げられる、オリジナルホラー。神谷町の旧社屋から引越しの際に処分された大量の廃棄テープの中から、いまだかつて誰も目にすることのなかった怪奇現象の映る古いテープが発見される。ADの常田大陸(村上)らがその謎を解くべく、取材現場へ向かい、怪奇現象へ巻き込まれていく。

ホラードラマとなるが、撮影は「楽しい」という村上。今回はテレビ東京のAD役を演じることとなったが、「テレビ東京のいろんなドラマ見てます。すごい好きです。やんちゃな企画を沢山やってるイメージがありますね」と印象を語った。また、早見も「16歳の時から、テレ東のコント番組をやってたりして、テレビってだんだん面白く無くなってきちゃってる世の中で、今でも面白いことを追求していこうという気持ちが前面に出てる」とテレ東の好イメージを語り、「すごく大切にしたほうがいい番組が沢山ある局だと思ってます」と思いを伝えた。

村上は撮影を振り返り「般若が出てきて。人って面白いもので、怖いと笑うんですよね。大爆笑してしまって」と、思わず笑ってしまったことを明かす。他にも落武者や、山童、ヴァンパイヤなどが現れるという。

また、村上と早見は誕生日も一緒で共演経験もあるが、村上は「むちゃくちゃやりやすいお姉さんです」、早見は「楽。気を使わない存在で」と互いに気を許している様子を明かす。早見が村上について「年が2つ下なんですけど、私がしっかりしてない部分も時々あるので。弟っぽい自由なところもあれば、お兄さん的な頼れるところも持ってる人」と表現すると、村上も「お互い様ですね。補いつつ、監督の横でワチャワチャしてる」と現場の様子を語った。

権野監督は「虹郎君がレディファースト精神がしっかりある」と説明。「結構過酷な場所で、夜、1m先も見えないところでやってもらっても、虹郎君がフォローして。僕らも忙しいので2人を放りっぱなしにしたりするわけですが、ちゃんとケアしてくれる」と撮影での行動を称賛した。