アース製薬はこのほど、日常に潜むダニ繁殖の脅威を伝える動画「<謎の生命体>潜入調査 一人暮らしアパート vs 高級マンションの対決結果が衝撃的!」をダニ対策サイト「Danny」と YouTube公式チャンネルで公開した。

動画「<謎の生命体>潜入調査 一人暮らしアパート vs 高級マンションの対決結果が衝撃的!」より

同動画は5月23日~6月14日にかけて、賃貸アパートで一人暮らしをする男性と高級マンションで6人で暮らす主婦のそれぞれの住まいに、どのくらいのダニが生息しているかを調べる様子を"探検隊シリーズ"風に描いたもの。

動画は、一人暮らしの男性と高級マンション住まいの主婦の双方から「謎の生命体の調査依頼」を受けた調査隊が、その生命体の正体を突き止めるため潜入調査を開始する場面から始まる。一人暮らしの男性のアパートに入ると、そこは部屋干し衣類の"ジャングル"。隊員はタコ足配線の"蛇"に足をとられながらも、生命体の捕獲に成功する。

一方、主婦が住む高級マンションでは、隊員は毛むくじゃらの怪獣(ペット)に遭遇するというピンチを乗り越えつつ生命体を捕獲した。その生命体を専門家監修のもと分析したところ、「大量のダニ」であることが判明したという。

捕獲には市販の回転式粘着式クリーナーを使用した。カーペットやソファなど各採取エリアでは、約50×50cmの同面積のエリアを粘着式クリーナーで粘着力が弱くなるまで往復させ、毛髪や屋内塵などとともに採取。その上で各エリア表面全体のダニ数を推測した。

その結果、一人暮らしの男性が住むアパートは、敷布団(2,091匹)、カーペット(1,844匹)などに合計4,741匹、高級マンションに住む主婦の住まいでは、ベッドマットレス(4,524匹)、カーペット(2,067匹)などに合計1万1,516匹のダニが生息していることがわかった(※)。

今回の調査では、賃貸アパートよりも高級マンションの方がダニが多いという結果になった。動画では「人が快適に感じる環境はダニにとっても快適である」と、一見清潔で快適な住宅でも、ダニが大繁殖してしまう可能性があることを解説した。

また、湿度が高くなる「部屋干し」も、ダニが繁殖してしまう要因の一つであることも説明。今回は表面全体のダニ数を推測したが、内部にもダニは潜んでおり、人間は普段の生活の中で大量のダニと共存しているという事実についても解説した。

※今回の調査により採取された数値からの推計値で、家全体のダニの数値とは異なる