TISインテックグループの中央システムは7月3日、クラウド型勤怠システム「レコル(RecoRu)」のタイムレコーダーの1つに、指紋・静脈による生体認証で出退勤を記録できる「BT-2301」を加えて発売を開始すると発表した。

「BT-2301」は「指紋」と「指静脈」を非接触で同時に読み取ることができる「指ハイブリッド認証」が可能なタイムレコーダー。乾燥した指や不安定な血流の影響も受けにくく、高精度・高セキュリティな本人認証を実現するという。また、有線LANと無線LANのどちらにも対応したPC不要の専用タイムレコーダーであるため、省スペースで利用できる。

利用イメージ

生体認証打刻は本人を間違いなく特定できるため、なりすましや不正打刻を防ぐことができる。指を置くだけの簡単操作なので、誰でも簡単に使えるうえに業務負担を軽減。また、カード紛失などのセキュリティリスクを軽減することが可能だ。従業員の追加再発行によるICカードの再発行費用なども不要なので、スタッフの入れ替わりが多い飲食業や小売業などに適しているという。

販売価格は1台138000円。レコルとの連携は月額100円/人で、最低利用料金は3000円だ。