Net Applicationsから2017年6月のデスクトップOSシェアが発表された。2017年6月はWindowsとMacがシェアを減らし、Linuxがシェアを増やした。バージョン別に見るとWindowsではWindows 10とWindows XPがシェアを増やし、Windows 7、Windows 8.1、Windows 8、Windows Vistaはシェアを減らしている。

Windows XPはすでにセキュリティサポートが終了しているにもかかわらず、依然として第3位のシェアを確保している。これまでシェアは下落する傾向を見せていたが、2017年6月には逆にシェアを増やしている。

Windows XPを標的としたマルウェアが大感染を引き起こしても、すでにセキュリティサポートが終了していることからセキュリティパッチが提供されることはない(ただし、例外的にパッチが提供されたケースもある)。基本的にWindows XPを使い続けることはセキュリティの面で好ましくないと見られており、早期にセキュリティサポートが提供されているプロダクトへ移行することが望まれる。

2017年6月デスクトップOSシェア/円グラフ - Net Applications報告

2017年6月デスクトップOSバージョン別シェア/円グラフ - Net Applications報告

2017年6月デスクトップOSシェア/棒グラフ - Net Applications報告

2017年6月デスクトップOSバージョン別シェア/棒グラフ - Net Applications報告

順位 プロダクト 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 Windows 91.51% 91.64%
2 Mac 6.12% 6.36%
3 Linux 2.36% 1.99%
順位 プロダクト 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 Windows 7 49.04% 49.46%
2 Windows 10 26.80% 26.78%
3 Windows XP 6.94% 5.66%
4 Windows 8.1 6.40% 6.74%
5 Mac OS X 10.12 3.49% 3.59%
6 Linux 2.36% 1.99%
7 Windows 8 1.37% 1.59%
8 Mac OS X 10.11 1.23% 1.32%
9 Mac OS X 10.10 0.81% 0.87%
10 Windows Vista 0.53% 0.58%
11 Windows NT 0.41% 0.82%
12 Mac OS X 10.9 0.29% 0.29% =
13 Mac OS X 10.6 0.11% 0.10%
14 Mac OS X 10.8 0.08% 0.08% =
15 Mac OS X 10.7 0.08% 0.08% =