日本国内にある海外のような風景の場所から手紙を送ることを通じ、新たな旅の楽しみ方を提案する団体「サプライズ・トリップ・レターアライアンス」(STLアライアンス)が、第1弾企画として7月7日から大井川鐵道の奥大井湖上駅でイベントを開催する。

大井川鐵道奥大井湖上駅

奥大井湖上駅に至る架橋

STLアライアンスは、海外を思わせるフォトジェニックな場所での写真撮影と、その写真を旅先から家族や友人に手紙で送ることをセットにした体験を提案する団体。趣旨に賛同する自治体や企業など10の団体で構成される。

「海外を思わせるフォトジェニックな場所」の選定は、累計発行部数55万部を誇る『死ぬまでに行きたい! 世界の絶景』シリーズの著者である絶景プロデューサー、詩歩さんが監修。この夏にイベントを実施する絶景スポットとして、広大な自然と湖にかかる赤い鉄橋がスイスの登山列車を思わせる秘境駅「奥大井湖上駅」(静岡)、都心で欧米の街並みが楽める「STUDIO EASE」(東京)、フランス・イタリア・スペインの街並みを本格的に再現した「ポルトヨーロッパ」(和歌山)の3カ所を選んだ。

各スポットにはイベント限定の「臨時郵便局」を開設し、海外風のオリジナルレターセットや切手などを販売。その場で撮影した写真を出力できるプリンターも備え、撮影した写真とともにその場から手紙を送れるようにする。手紙には同企画限定デザインの消印が押される。

大井川鐵道奥大井湖上駅の臨時郵便局は7月7日に開設され、同日と7月8日から8月6日までの土日(計11日間)が開設期間となる。「STUDIO EASE」は8月2~6日の5日間、「ポルトヨーロッパ」は8月12・13・19・20日の4日間を開設期間として予定している。