東京メトロは6月27日、7月11日から実施される快適通勤ムーブメント「時差Biz」に合わせ、早朝に臨時列車を運行すると発表した。これにより、平日朝ラッシュ時間帯の混雑緩和を図る。運転日は2017年7月11~14日、7月18~21日。

早朝時間帯の混雑状況お知らせ(イメージ)

平日6時台に運行

快適通勤プロモーション協議会が提案する「時差Biz」は、出社時間をずらすことで通勤ラッシュを軽減するというもの。「ラッシュの緩和による通勤の快適化」「時差出勤による朝夕の時間の有効活用」「企業の生産性の向上」などの効果が見込まれる。

臨時列車の運行路線は東西線と半蔵門線。このうち東西線では、「時差Bizトレイン」として、中野方面の6時台に西船橋発九段下行の快速列車1本、妙典発九段下行の各駅停車1本、西船橋方面の6時台に九段下発西船橋行の各駅停車1本を増発する。なお、臨時列車運転に伴い、一部列車に運転時刻の変更、快速列車通過待ちが発生する。

半蔵門線では、押上方面の6時台に中央林間発押上行「時差Bizライナー」1本を増発。また渋谷方面の7時台に運行している半蔵門発長津田行列車1本を押上発に変更する。

同社は7月31日まで、2万円の商品券などが当たる「東西線早起きキャンペーン」を実施中。さらに7月11日からは「ICカードチャージ引換券」がもらえる「S-TRAIN快適通勤応援キャンペーン」を展開する。