VOYAGE GROUPは6月28日、一般消費者の確定拠出年金に対する実態調査の結果を発表した。同調査は2月~3月、国内在住で20代~50代の一般消費者1,000人(性別及び年代は均等)を対象として、デジタルインファクトによるインターネットリサーチによって実施されたもの。

同調査ではまず、お金に関する用語の認知度を聞いたところ、77.1%で「ふるさと納税」が最も多くなった。次いで「NISA」(59.8%)、「個人型確定拠出年金」(41.5%)。以降、「企業型確定拠出年金」(38.1%)と続いた。

「用語の認知度」

続いて「確定拠出年金の加入率」について聞いた。結果は58.4%の「いずれも加入していない」が最多。「わからない」(20.6%)、「企業型確定拠出年金に加入している」(12.4%)、「個人型確定拠出年金に加入している」(8.6%)と続いた。

「確定拠出年金の加入率」

「確定拠出年金の制度に対する理解度」を聞くと、「聞いたことがある」「ある程度知っている」「人に説明できる」を合わせた割合は、52.5%で「確定拠出年金には企業型と個人型がある」の項目が最も高くなった。それ以外の項目では、「今はじめて知った」の割合の方が高い結果となった。

「確定拠出年金の制度に対する理解度」

また、「個人型確定拠出年金に対する関心度」を聞いたところ、「非常に関心がある」「まあ関心がある」が合計42.4%となった。

「個人型確定拠出年金への加入意向」

さらに、「個人型確定拠出年金への加入意向」をみると、36.2%で「わからない」が最多に。続いて、「加入したくない・できない」(31.7%)、「詳しい情報を知り、加入したい」(20.7%)、「既に加入している」(8.6%)となった。

「個人型確定拠出年金への加入意向」