女優の松岡茉優とお笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾が27日、都内で行われた映画「カーズ」シリーズ最新作『カーズ/クロスロード』(7月15日公開)の"新車"発表会見に出席した。

松岡茉優と藤森慎吾

共に本作でディズニー/ピクサーの声優に初挑戦した2人は、「本当に光栄」「光栄な気持ちでいっぱい」と感激。主人公マックィーンの相棒となるテクノロジーの知識が豊富なトレーナーのクルーズの声を演じた松岡は、「明るくて、前向きで、周りを元気にするクルーズを演じられるようにと一生懸命頑張った」と話した。

マックィーンを窮地に追い込む史上最強のライバルである生意気な次世代レーサー・ストームの声に挑戦した藤森は、「チャライ役ではないので、アフレコのときに監督さんに『できるだけチャラさを抑えてくれ』と言われた。これまでは(自分の)キャラクター通りの役が多かったが、(今回は)一切そういう要素がなく、難しさもありながら本当にやりがいのある役だった」と説明。「本編にはチャラさゼロです。安心してください!」とアピールした。

そんな"チャラさゼロ"の藤森の声について、松岡は「人気若手イケメン声優さんがやってるんだろうなと思ったら藤森さんだった」と驚いたそうで、「こんなにかっこよくてクールでキザなお芝居ができるんだなと、あらためて尊敬しました」とべた褒め。藤森は「ごめんね。中年コメディアンで」と笑いを誘いつつ、「うれしい。ありがとうございます」と喜んだ。

会見には、来日したブライアン・フィー監督とアンドレア・ウォーレン共同プロデューサーも出席。2人の声について、アンドレア・ウォーレン氏は「本当に素晴らしかった。この2人にお願いできてうれしかった」と太鼓判を押した。

左から松岡茉優、アンドレア・ウォーレン共同プロデューサー、ブライアン・フィー監督、藤森慎吾