日経BPコンサルティングは6月23日、ネットユーザーが国内500サイトを評価した「Webブランド調査2017-春夏」の結果を発表した。調査期間は2017年4月12~19日、有効回答は20歳以上のネットユーザー3万5,616人。

一般企業サイト1位は「ヤマト運輸」

同調査は、Webサイトのリニューアルの効果や製品への関心、企業の好感度への影響を明らかにするもの。ネットユーザーの評価を独自の6指標に集約し、ランキング化した。

総合ランキング1位を獲得したのは「Yahoo! JAPAN」(Webブランド指数(WBI/以下同)134.3)。2016-春夏調査以来、1年ぶりに首位へ返り咲いた。「サイト・ユーザビリティ」以外の5項目でスコアが上昇し、特に「波及効果」「態度変容」での伸長がWebブランド指数(WBI)を引き上げたという。

2位は「楽天市場」(120.8)で前回(2016-秋冬)1位からランクダウン。以下、3位「Amazon.co.jp」(116.9)、4位「Google」(102.2)、5位「You Tube」(87.6)、6位「価格.com」(78.1)。7位「ヤマト運輸」(76.9)、8位「Tサイト」(74.5)、9位「クックパッド」(73.8)、10位「Asahi Park」(73.7)と続いた。

Webブランド指数 総合ランキング トップ50

一般企業サイト(インターネット専業企業サイトを除く)の1位は「ヤマト運輸」で、2015-秋冬調査以来の首位となった。サイトの全面リニューアルを実施し、「態度変容」「波及効果」のスコアが大幅に伸びて総合評価を押し上げた。

以下、2位「Tサイト」、3位「Asahi Park」、4位「じゃらんnet」(72.1)、5位「サントリー」(70.1)、6位「カルビー」と「日本郵便」(68.5)、8位「アサヒビール」と「パナソニック商品情報」(67.6)、10位「無印良品」(66.9)と続いた。