フリーアナウンサー・小林麻央さんの訃報を受け、俳優の坂上忍(50)が23日、司会を務めるフジテレビ系情報番組『バイキング』(毎週月~金11:55~13:45)の生放送中に涙した。

坂上忍

番組冒頭、いつものように明るくあいさつした後、坂上は「先ほど悲しいニュースが入ってきてしまいました」と報告。続いて、榎並大二郎アナウンサーが「小林麻央さん死去、先ほど速報で入ってまいりました」と伝えた。

麻央さんの夫・市川海老蔵は今朝更新したブログで「人生で一番泣いた日です」と告白し、「マスコミの方々もお察しください」。マスコミ各社には、本日14時半から会見を開くことを告知していた。

麻央さんの姉・麻耶は同番組のレギュラー。坂上は、「いろいろとお付き合いもあった中で……」と数秒間黙り込み、「若いですね……」と込み上げるものを我慢するように口を真一文字に。

榎並アナが会見スケジュールを説明した後、坂上は「スタジオに入ってスタッフさんからすぐにこの一報を聞いて……ね。こういう番組ですから……どうしましょうと。番組にとっては扱った方がいいのかもしれないですけど」と収録前のスタッフとのやりとりを説明。

目を潤ませながら一点を見つめ、「いろいろとお話させていただいた結果……まぁ。海老蔵さんが……今……舞台やってるんでしょ?」と口元をおさえる。「……それでその後……会見するんでしょ?」と声を震わせ、「『お察しください』と言ってるんだから……ちょっと……そうさせていただきたいというか。予定通り進めさせていただいていいですかね。……すみません」と視聴者に詫び、口元をおさえたままうつむいた。