エレクトロラックス ダニ対策ラボはこのほど、家の中のハウスダストを高感度カメラや特殊レーザーで撮影した「ハウスダスト 睡眠編」「ハウスダスト ベッドメイキング編」など全7本の可視化動画を公開した。

睡眠中の様子を特殊レーザーで撮影したもの

ダニは家の中のあらゆるところに潜んでいるが、肉眼では確認できない。家の中でよくみられるチリダニは体長が0.3mmで、フンは0.01mm程度であるとのこと。人の気管に入る大きさは0.01mm以下といわれており、ダニの死がいやフンなどのアレルゲン(アレルギーの原因)は特に除去が必要だという。

今回、同ラボでは特殊カメラと特殊レーザーを使用し、ダニの死がいやフンなどが含まれるハウスダストを可視化した。動画は、無数のハウスダストの中で生活し、それらを吸い込んでいることがわかる内容となっている。

特殊レーザーで撮影したベットメイキング時の様子

掃除機で吸引しても離れないダニ

ダニ対策の専門家である白井秀治氏によると、寝具は使用することでダニが増え、それに伴いダニのフンや死がいなどの小さなホコリも増えるという。布団を敷く、片付けるといった行為は、ダニのフンや死がいを含むホコリを空中に舞い上げ、人が呼吸を通して吸い込む可能性があるとのこと。

ダニ対策としては、布団の表面に掃除機をかけ、ホコリを吸い取り、減らしていくことが大切。掃除機をかける際には、掛け布団、毛布、敷き布団、パッド、マットレスなど、使用しているすべてを対象にし、表面・裏面それぞれからホコリを取り除くのがよいとのこと。