タレントのビートたけしがこのほど、都内で行われたBS11の開局10周年特番『たけしの北野レガシー』(7月15日20:00~21:54)の収録後に取材に応じ、共演するベッキーのMCを絶賛した。

ビートたけし

この番組は、たけし、ベッキーに加え、いとうせいこう、ダンカンが「後世に残したいモノ」を紹介し、"北野レガシー"として認定していくもの。たけしとの共演に、ベッキーは「もう本当に緊張しました。ドキドキしちゃってどアタマで噛んじゃったりしたんですけど、たけしさんとMCをやらせていただける日が来るとは思ってなかったので、感激です」と喜びを語った。

そのたけしは「ベッキーちゃんは、いろんな番組でやってるの見てるし、変な言い方すれば最近ハーフのマヌケなバカタレントのモデルが、ひな壇に上がって礼儀知らずのこと言ってウケようとするような番組が多い中で、(ベッキーは)言うコメントもしっかりしてるし、ちゃんと番組の進行もできるし、MCとしてはすばらしいと思いますね」と絶賛。

これを聞いたベッキーは「今の映像ほしい! インスタに上げたいです」とさらに喜びを爆発させ、「ありがとうございます。本当にもったいないくらいのお言葉です!」と感激しきりだった。

また、かつて週刊誌『FRIDAY』編集部に殴り込んで謹慎生活を送っていた経験を持つたけしは、ベッキーにとってある種の"先輩"でもあるが、彼女の"ゲス不倫騒動"については「何とも思ってないからね。俺の場合は社会的な罪だけど、ベッキーちゃんに対して、何を文句言ってんだって思いますよね。そんなものは関係ない話で、刑法に触るようなことをしたわけでもないし、大きなお世話だと俺は思うけどね」と持論を展開。

一方で、「でもメディアとしては、人気のベッキーちゃんがそういうことに…なんて記事で話題を作るだけであって、同じ世界に住んでる俺にとっては、そんなことは40年前からやってるのに、1回も書いてくんないじゃねぇか(笑)」と冗談めかしながら、「人は誰だってある時期に誰かに恋して、また次の人に行って、もっとすばらしい人ができたら、その人と付き合うのは当たり前のことだよ。ただ、芸能界ってのはそういう風に(バッシングを受けて当然と)思われてしまう世界ではあるよ。一般の人で、そんな(不倫してる)オヤジはいっぱいいるけど、芸能っていう商売を選んだ以上は、ちょっと気をつけた方がいいねっていうくらいのことだよね」と、アドバイスを送った。

その後、次の恋を聞かれたベッキーは「そろそろね…頑張ります」と抱負。たけしは「国際結婚とか、外国の王子様とかいいなと思うけどなぁ」と理想の相手の想像を巡らせていた。

番組では、1964年の東京五輪関連グッズやワンカップ大関、新島(ナンパ島)、後楽園ブリッジなどを"北野レガシー"の候補として紹介。また、バイきんぐの小峠英二が、"レガシーの欠片"として、新潟・糸魚川でのツチノコ大捜索の様子を、中継でレポートする。

(左から)ダンカン、ビートたけし、ベッキー、いとうせいこう