デジタルガレージ、カカクコム、クレディセゾンの3社は6月20日、同社らが運営する研究開発組織「DG Lab」で、スマートフォンや家電製品などに、音声や文字による対話型のユーザーエクスペリエンスを提供する、インタラクティブ・エージェント技術のオープンプラットフォームを構築したと発表した。

今回構築したオープンプラットフォームを利用したプロジェクトの第1弾として、カカクコムが運営する「食べログ」のレストラン情報を利用したレストラン検索サービスの試作版を開発。DG Labが有する人工知能技術や自然言語処理技術を応用し、ユーザーがチャット形式で地名や食べたい料理の種類、現在の気分などを送信すると、その内容に応じたレストラン情報を提供する。

DG Labは今回のオープンプラットフォームのさまざまな用途への応用を促進することで、インタラクティブ・エージェントの活用シーンを広げ、より多くのユーザーに便利な体験を提供することを目指していく。