クラウドワークスとデータサイエンスラボは6月20日、業務連携し、クラウドソーシングを活用したAI開発のワンストップ支援を行うと発表した。

今回の連携では、オプトグループのAI研究・ビッグデータ分析の専門組織であるデータサイエンスラボがAIの設計を行い、次にクラウドワークスが提供するクラウドソーシングサービスの「クラウドワークス」に登録されている140万人以上のクラウドワーカーがテキスト・画像・動画などのビッグデータを収集し、構造化することで開発に必要なデータ整備を行う。

その後、データサイエンスラボが提供するデータ分析コンテスト・プラットフォーム「DeepAnalytics」にて、構造データをテーマにしたAIモデル開発コンテストを開催し、約4000人のデータサイエンティストが開発を競い合うことで、高精度のAIモデルをスピーディに開発するという。

AI導入後はデータサイエンスラボが管理・運用を支援する。

サービスコンセプト図

今回の連携を通じて、大規模データの整備と分析をスピーディかつ高品質で提供していくことで、日本のAI開発においてボトルネックとなっている人的資源の不足を解決し、AI開発市場を加速させていくとしている。