アイドルグループ・嵐の相葉雅紀と松本潤が、KinKi Kids主演で20年ぶりに復活する日本テレビ系スペシャルドラマ『ぼくらの勇気 未満都市 2017』(7月21日21:00~)に出演することが20日、明らかになった。

『ぼくらの勇気 未満都市 2017』タイトルロゴ=日本テレビ提供

1997年に連続ドラマとして放送された同作は、当時18歳のKinKi Kidsが主演を務め、土曜21時枠で放送されたもの。高校生のヤマト(堂本光一)とタケル(堂本剛)が、問題や事件を乗り越えながら仲間とともに、暴力に支配された子供だけの街に秩序を取り戻していくというストーリーで、その最終回で「20年後、またこの場所で会おう」と言って別れた彼らが、KinKi Kidsのデビュー20周年を記念して、その約束を果たすことになる。

そして、連ドラで、最後まで一緒に戦い抜いた仲間だったアキラ(相葉)とモリ(松本)も出演することが決定した。当初は不良グループの一員だったが、無秩序で不条理な街に疑問を感じ、仲間になったアキラと、愛犬リキを連れて、離ればなれになってしまった姉との再会を夢見た心やさしい少年モリ。それぞれに迷いや葛藤を抱えながら大人になった彼らが、ヤマトやタケルと再会し、さらに強大な敵に立ち向かっていく。

相葉は「KinKiさんの20周年に少しでも関われることを光栄に思います。初めて出演させて頂いたドラマでとても思い出深い作品なので、今から楽しみです」と喜びをコメント。「当時はジャニーズJr.になりたてで、いっぱいいっぱいだったことを今でも覚えています」と振り返りながら、今回もKinKiさんとドラマができる喜びを噛み締めながら、勉強させていただきたいと思います」と話している。

松本は「僕自身、初めて連続ドラマに出演させていただいた思い出深い作品です。KinKi のお2人には現場でたくさんのことを教えていただいたことを今でもよく覚えています」と述懐。「時をへて、お2人を始めスタッフの皆さまとご一緒できることに感謝しています。KinKi Kidsのデビュー20周年に、ささやかではありますが華を添えられるよう、精いっぱい演じさせて頂いただきます!」と気合十分だ。

櫨山裕子プロデューサーは、撮影でのKinKi Kidsの様子を「昔と変わらぬ名コンビっぷりに感動する日々ですが、何しろ画面の強さがすごい…」と報告。「さらに20年の時をへて大人になったアキラとモリ、このお2人が加わった画はどうなってしまうのか想像もつきません。お2人の出演を心から感謝し、KinKi Kidsのデビュー20周年を祝うこの番組が再びレジェンドになるよう全力を尽くしますので、皆さん楽しみにお待ちください!」と呼びかけた。

なお、今回のスペシャルドラマの放送を記念し、7月1日23時から、Huluで97年の連ドラを配信することが決定。同19日には、Blu-ray&DVDが発売される。