VOYAGE GROUPは6月16日、「一般消費者のお金に関する実態調査」の結果を発表した。同調査は2~3月、国内在住で20~50代の一般消費者1,000人(性別及び年代は均等)を対象として、デジタルインファクトによるインターネットリサーチで行われたもの。

世帯の家計状況をみると、「収入が支出を大きく上回る」が25.0%、「収入と支出はほぼ同じである」が24.2%、「収入が支出をやや上回る(+0~+5万円未満)」が19.1%と、黒字家計は68.3%に。一方、「収入より支出がやや上回る(-0~-5万円未満)」が8.1%、「収入より支出が大きく上回る(-5万円以上)」が6.8%と、赤字家計は合わせて14.9%だった。

「世帯の家計状況」

「世帯の金融総資産(不動産以外の預貯金・積立保険・株式、投資信託・貯金保険等)」を聞いたところ、最も多かったのは「300万円未満」(27.1%)だった。続いて、「1,500万円以上」(18.9%)、「300~500万円未満」(10.0%)が上位に。一方「わからない・知らない」は28.9%だった。

「世帯の金融総資産」

「保有している口座・保険・ローン状況」を聞くと、「ゆうちょ銀行」(65.4%)が最も多くなった。次いで、「メガバンク」(48.2%)、「地方銀行」(43.3%)。以降、「ネット銀行」(37.1%)、「生命保険」(33.8%)と続いた。

「保有している口座・保険・ローン状況」(複数選択可)

「資産運用・形成に対する現状」では、「資産運用・資産形成について今まで考えたことがない」(34.9%)が最多に。次いで、「資産運用・資産形成をするほど収入はないのでできない」(15.8%)、「資産運用・資産形成のための行動をし今のところ不十分である」(14.6%)となった。

「資産運用・形成に対する現状」

「資産運用・形成種別」に「現在行っている」と回答した割合をみると、41.4%で「定期預金」が最も多かった。以降、「株式」(22.5%)、「積立預金」(17.0%)という結果となった。

「資産運用・形成種別」