ウイングアーク1stは6月15日、電子化によりアナログなプロセスの自動化を実現する「SPA」の発売を開始した。

「SPA」は、企業の業務取引で発生するPDFなどの電子ファイルや、紙をスキャニングして電子化したファイルをシームレスに保管し活用することができる電子活用ソリューション。

例えば保険業界では、保険料を支払う際に事故証明書や医療機関からの診断書など、さまざまな紙の提出書類が集められる。SPAでは、これらの紙の提出書類をスキャニングして電子化し自動的に保管することができる。

同サービスにより、企業内のあらゆる電子ファイルを一元管理することとなるほか、膨大なドキュメントの中から、文字や数字、日付などで該当する電子ファイルをスムーズに探し出すことが可能。検索結果は、複数の電子ファイルを1つの電子ファイルとし統合し閲覧することもできる。

また、閲覧時には、個人情報や重要な箇所を項目単位に非表示にするマスクを施すなど、原本の電子ファイルに変更を加えずに柔軟な設定が可能となる。