JR北海道は14日、特急列車の車内で自治体や観光協会などが地域の特産品を販売する新たな取組みを始めると発表した。7~9月にかけて限定的に行うが、実施状況を踏まえて期間や対象の列車などの拡大を検討するという。

今夏、特急「スーパーおおぞら4・5号」の車内で特産品販売が実施される

この取組みは特急「スーパーおおぞら4・5号」にて試行実施される。帯広~トマム間を走行する約50分の間に、新得町・池田町・本別町・陸別町・足寄町の沿線5町による特産品販売を行う。そば製品やお菓子、地サイダー、鹿ジャーキーなどの販売を予定している。実施日は7月22・23・29・30日、8月5・6・19・20日、9月2・3・9・10日の計12日間。販売にあたり、特急列車内の使用料を自治体や観光協会などに請求することはないとのこと。