LINEは6月14日、ライブ配信サービス「LINE LIVE」において、日本最大級のライブ配信プラットフォームを目指し、ライブ配信者向けの取り組みを大幅強化していくことを発表した。

LINE LIVEは、LINE IDもしくはTwitter IDを用いて、誰でも簡単にライブ動画を配信できるサービス。配信者はLIVEスタンプで動画をリアルタイムに加工でき、一方の視聴者は、コメント・ハート・ギフトアイテムなどで配信者を応援することが可能なため、視聴者と配信者が双方向でコミュニケーションすることができる。

また、同サービスではこれまで、LINE LIVE独自の番組制作や縦型の画面を活かしたミュージックライブ、スマートフォンならではの演出をしたミュージックビデオなど新しい領域にもチャレンジし、2017年5月末時点でMAU1300万人を突破した。

加えて、ライブ配信者向けの取り組みとして、視聴者から贈られる有償「ギフトアイテム」や視聴者数、コメント・ハート数などライブ配信が終了した時点の配信結果に応じて配信スコアを算出し、配信者にボーナスとしてLINE ポイントをプレゼントしてきた。

現状の実績としては、1人の配信者につき、1カ月あたり最高118万3917ポイント、1日あたりでは最高4万2271ポイントを記録。月間平均では1人あたり1929ポイントを獲得しており、誰でもポイントを獲得しやすいプラットフォームになりつつあるという。

これにより、配信者のモチベーション向上に寄与するだけではなく、獲得したポイントを活用してスタンプを購入したユーザーや、結婚式を実現させたユーザー、世界一周旅行に近づけたユーザーなど、ライブ配信を通じた自己実現にも寄与している。

これを受け同社は、日本最大級のライブ配信プラットフォームとなることを目指し、ライブ配信者向けの取り組みを大幅強化していくこと決めた。その第一弾として、LINE ポイントを期間限定で通常の3倍以上に増やすという。