俳優の西田敏行が、テレビ東京系スペシャルドラマ『琥珀』(今秋放送)に主演することが15日、わかった。

左から寺尾聰、西田敏行

同作は浅田次郎原作の同名小説を実写化。同局は西田×浅田のゴールデンコンビとして、過去に『角筈にて』(1999年)、『天国までの百マイル』(2001年)、『ラブ・レター』(2003年)、『シューシャインボーイ』(2010年)をドラマ化している。今回は脚本家に岡田惠和を迎えた5作目となる。

西田演じる、定年間近のさえない刑事・米田勝己は偶然目にした「琥珀」という喫茶店の記事に、25年前の未解決事件の資料を持って現地へ向かい、寺尾聰演じる「琥珀」店主の荒井敏男と交流を深めていく。2人は同じ作品への出演はあったもの、シーン共演は初。同年齢コンビが、刑事と逃亡犯を演じる。

同局 山鹿達也プロデューサーは「原作を読んだときからドラマ化したいと思い、ようやく実現した」と明かした。「同年齢の演技派同士のやりとりは、繊細さと大胆さが入り交じった独特の緊迫感とユーモアがあり、まさに鳥肌モノで、必見です」とアピールした。

主演の西田は「寺尾さんとはお互い同じ作品に出てはいるのですが、顔を合わせてちゃんと演り合うということはなかったので、今回は『念願叶った!』って感じですね」と喜ぶ。「その横顔を見ているだけで涙が出てきたシーンもありました」と明かし、「いい役者と一緒にやってると楽しいですね!」とコメントを寄せた。

寺尾も西田について「非常に興味深い俳優だった」と印象を語り、「どこかで一度! と思っていたことがあり、やっと実現した」と嬉しそうな様子。「職業から離れた男と男の関係、演じてて楽しかったですね」と撮影を振り返った。

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