マンションマーケットは6月13日、東京23区のマンションブランド価格ランキングトップ10を発表した。同社が運営する相場情報サイト「マンションマーケット」のデータ(2017年6月6日時点)を用いて、東京23区にあるブランドマンションを対象に平均㎡単価を算出し、高額なマンションブランドトップ10をランキング化した。

1位は三井不動産の「パークコート」

マンションブランド価格ランキング1位を獲得したのは、三井不動産の「パークコート」で平均㎡単価は114万9,050円だった。パークコートは本格邸宅がコンセプトの都市型ハイグレードマンションシリーズ。同シリーズの中でも、最も高額だったのは「パークコート六本木ヒルトップ」で平均㎡単価は209万6,948円。次いで「パークコート赤坂桜坂」が同208万1,004円と、ともに㎡単価が200万円を上回った。

マンションブランド価格ランキングTOP10

2位は野村不動産の「プラウドタワー」で平均㎡単価は111万4,775円。プラウドタワーは同社が展開する「プラウド」のタワーマンションシリーズ。同シリーズの第1号マンションである「プラウド久我山」の竣工は2003年と、他のブランドに比べて歴史は浅いが、現在は知名度が高まっているという。

以下、3位は三井不動産の「パークリュクス」(平均㎡単価110万7,576円)、4位はオープンハウスデベロップメントの「オープンレジデンシア」(同106万3,830円)、5位は三井不動産の「パークマンション」(同104万2,970円)と続いた。このうち、三井不動産はトップ5に3ブランドが入り、最多のランクイン数となった。

ブランドマンションとは、ディベロッパーや分譲会社が展開するシリーズ化されたマンション。「立地や施工基準、室内や外観の仕様グレードなどが管理された、「従来よりもワンランク上の付加価値を持ったマンションと言える」(マンションマーケット)。