ソフトバンクグループは6月9日、Alphabet傘下のBoston Dynamicsを買収することで合意した。本取引条件のは非公表だが、「パラダイムシフトに関わるテクノロジーへの投資ならびにスマートロボティクスを次の段階へ推し進める」という同社のビジョンに沿ったものだという。なお同グリープでは、Boston Dynamicsを買収にあわせて、二足歩行ロボットを開発する日本企業のSchaftの買収にも合意している。

Boston Dynamicsは、BigDogやAtlas、Spot、Handleなど先進的なロボット開発を行う企業。Googleの持株会社として設立されたAlphabet傘下であったが、今回、ソフトバンクグループに買収された。今回の買収について同グループ 代表取締役社長の孫 正義は、スマートロボティクス分野が情報革命の次のステージの重要な推進役であり、Boston Dynamics創業者のMarcとそのチームが「最先端のダイナミックなロボット分野における明確なテクノロジーリーダー」であると評価している。

一方、Boston Dynamicsの創業者でChief Executive OfficerのMarc Raibertは、「次世代の技術革新を創造するソフトバンクの大胆なビジョンとポジショニングの一部として参画できることをうれしく思う」とコメント。"技術の進化は人類のためにあるべき"というソフトバンクの信念を共有し、「高度なロボットが活躍できる領域を広げ、よりスマートでよりつながったネットワーク社会において有用な活用方法を創造することを使命として、ソフトバンクと協力していきたい」と語る。

Boston Dynamics買収の一環として、買収合意となったSchaftは、東京大学の情報システム工学研究室の出身者が創設した企業で、ヒューマノイド型二足歩行ロボットの分野を推進。今回の買収は、関係規制当局の承認と一般的な取引条件を満たすことを前提としているという。