インフォアジャパンは6月9日より、製造業向けSaaS型クラウドERP「Infor CloudSuite Industrial」の最新版を日本市場で提供開始したと発表した。

最新版では、得意先・仕入先のグローバルオペレーションに対応する多通貨、処理機能を強化し、同一取引先に対する複数通貨建取引、別通貨での決済機能など、複雑な通貨換算要件に対応した。

また、設備の使用効率の評価に対応すべく、生産スケジューリング画面上での機械設備の稼働状況を考慮した製造オーダーの割り当てや、当該製造オーダーで実際に使用した機械設備のトラッキング・可視化ができるようレポート機能を強化した。

さらに、インフォアの最新テクノロジープラットフォーム「Infor Xi」に対応したことで、個人や職務ごとにパーソナライズされたホームページ設定やソーシャルコラボレーションが可能な「Infor Ming.le」、XMLドキュメントによるシステム間連携やワークフロー設定が可能な「Infor ION」、事前定義されたデータ分析環境を提供する「Infor BI」などと連携できるようになった。