歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)が9日、東京・渋谷のBunkamura シアターコクーンで行われた「第四回自主公演 ABKAI 2017」の公開舞台稽古後に取材に応じ、肺腺がんの手術を終えて退院した歌舞伎俳優の中村獅童(44)と連絡をとりあったことを明かした。

市川海老蔵

海老蔵は、獅童について聞かれると、「『お茶しよう』って言ってましたから、だいぶ調子はいいんでしょうね。けっこう早い段階でうまくいったらしく」とホッとした様子。「私もタイミングで連絡して、『よかったね』って話して、『どうなの』って言ったら、『大丈夫だよ』って」とやりとりを説明した。

そして、「お茶しに行こう」という約束について、「まだ私もバタバタしていて、彼も病み上がりなので、(公演の)中日くらいにお茶でも行こうかと」と海老蔵。「でも、よかったです。本当に」と続けた。

海老蔵は先月18日にブログで、「かなしかった、最初に聞いたとき、自分の事のように」と獅童の病についてつらい思いを吐露。「必ず元気になって共に舞台に立つと友と強く約束しました」とつづっていた。

「第四回自主公演 ABKAI 2017」は6月9日~25日、Bunkamura シアターコクーンにて上演。この日の取材には、海老蔵のほか、中村壱太郎、市川右團次、中山優馬、前野朋哉、山田純大も出席した。