インフォテリアとディサークルは6月9日、企業データ連携(EAI/ESB)製品「ASTERIA WARP」とポータル型グループウェアの「POWER EGG 2.0」を連携させる専用アダプター「POWER EGGアダプター」の提供を開始する。

また、「POWER EGGアダプター」の提供にあたっては、両製品の専門技術部隊を擁する鈴与シンワートが開発を実施。提供開始後は同製品を用いたシステム構築業務をサポートする。

「POWER EGG」は、プッシュ型ポータル機能やワークフロー機能を有する国産ポータル型システム。自治体や地方銀行を含む1206社、約35万3000ライセンス(2017年3月末時点)の販売実績を持っている。

今回提供する「POWER EGGアダプター」を導入することで、基幹システムやクラウドサービスなど、各種外部システムとのデータ連携、Notesからのデータ出力、POWER EGG取り込みためのデータ形式変換などが行える。また、ノンプログラミングでのデータ連携基盤構築が可能なため、開発・メンテナンスにかかる工数やコストを削減できるという。

提供価格(税別)は、製品版が1ライセンス60万円、サブスクリプション版が月額3万円。なお、POWER EGGの契約は別途必要となる。