アバナードと、サイトコアは、東京ガスの契約者向けポータルサイト「myTOKYOGAS」を刷新したと発表した。アバナードはサイトのターゲティングや、顧客ニーズを再確認した上で、東京ガスのデジタルマーケティング戦略の一環として、サイトへ展開するさまざまなサービス要件を、設計やデザインに落とし込む支援を実施。サイト構築にあたっては、サイトコアのSitecore Experience Platformを採用した。

東京ガスでは都市ガス小売り全面自由化を備え、「お客様に選ばれ続ける会社」になるための戦略を実施しており、今回のポータルサイト「myTOKYOGAS」刷新はその一環。

同社では、Webサイトを活用した顧客エンゲージメントの強化により、これまで接点を持てなかったような人たちともコミュニケーションの機会を作っていく。

新サイトでは、エネルギーの使用量や料金を見える化するサイトから、食、暮らし、省エネ、地域の各カテゴリーでコンテンツを用意し、顧客ごとのパーソナライズされた情報を元にコンテンツの出し分けを行う。

「myTOKYOGAS」

リニューアル後は、会員数がそれ以前と比べ6~7倍に増加したという。料金を確認する顧客もいるが、コンテンツだけを見に来る顧客も多数おり、サイトコアのSitecore Experience Platformの導入により、コンテンツの更新頻度を高め、鮮度の高い情報発信が可能になったことが、再訪の動機付けに寄与しているという。