エアバスは現地時間の6月7日、フィリピン拠点のLCCであるセブ・パシフィック航空がA321ceo(current engine option)を7機追加発注したことを発表。追加発注されたA321ceoは2018年から引き渡しが開始される予定で、同社は国内および地域路線ネットワークにおける航空輸送需要の増加に対応していく。

セブ・パシフィック航空のエアバスA321

セブ・パシフィック航空は現在、32機のA321neoの受注残がある。マニラを拠点とするセブ・パシフィック航空は、国内路線・地域路線・長距離路線でサービスを展開し、アジア、オーストラリア、中東、米国の60カ所以上に路線を展開。同社は現在、A320を36機、A319を4機、国内および地域路線で運航し、ワイドボディ機A330-300を8機、高需要の地域路線と長距離路線に導入している。

A320ファミリーはこれまでに1万3,000機以上の受注を獲得し、約400社の顧客に7,500機以上を引き渡しているベストセラー単通路型機。異なる機体サイズの4機種(A318、A319、A320、A321)で構成し、100席から240席を装備する。幅広い客室を備え、エコノミー・クラスで標準18インチの快適な座席となる。