女優の北乃きいが、dTVオリジナルドラマ『銀魂』(7月15日配信開始)に出演することが8日、わかった。

北野きい

同作は、漫画家・空知英秋が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックのドラマ化で、パラレルワールドの江戸を舞台に、宇宙からやってきた"天人(あまんと)"と侍・坂田銀時(小栗旬)の間に起こるさまざまな事件を描く。7月14日から公開される映画版『銀魂』と同キャスト・同スタッフで、全3話のdTVドラマ版が製作された。

今回は原作でも人気の長編エピソード・ミツバ篇をドラマ化し、北乃がヒロインのミツバを演じる。ミツバは、江戸の治安を預かる真選組一番隊隊長・沖田(吉沢亮)の姉で、ドラマ版ではミツバを巡る陰謀と、そこに立ち向かう真選組の活躍が描かれる。沖田と副長の土方(柳楽優弥)の過去や、ミツバと土方の悲恋も明かされ、原作ファンの間では「泣けるエピソード」として名高い。

「ミツバ役をとても楽しく演じさせて頂きました」という北乃は、「台本を読んで、自分が皆さまから愛されているストーリーのヒロインを演じられることに非常に感激しました」と述懐。「撮影では、カットがかかって福田監督が笑ってくれた瞬間に、役者としてホッとした記憶が鮮明に残っています」と思い出を振り返った。

松橋真三プロデューサーも「笑い方面と泣き方面、両方を演じてくれる」と北乃を称賛。「笑って泣いて熱くなるのが映画版なら、笑って熱くなって泣けるのがdTV版です。土方と沖田、そして近藤の熱い眼差しとセリフにしびれてください」とアピールした。

柳楽優弥(土方役)コメント

個人的にもミツバ篇を読んで感動していたので、土方の男気溢れる名台詞やアクションを演じることができて光栄でした!
撮影現場ではアクションシーンでお亮(吉沢)が木刀を頭に当ててきた! お亮、恨みでもあるのかい?(笑)
ミツバ篇の見所は……全部!(笑) ですが沖田との道場でのシーンとアクションは特に見て頂きたいです!

ファンの皆様、ミツバ篇やって、ごめんなさい!(笑)

吉沢亮(沖田役)

ミツバ篇は原作の中でも泣けるエピソードで、真選組の成り立ちやそれぞれの人物像を本編で描ききれなかったところまで掘り下げています。
沖田を演じた僕としては、映画本編で見せることのなかった殺陣のシーンを見て欲しいです。
撮影現場では殺陣の稽古中に、土方役の柳楽さんの頭を間違えて思いっきり叩いてしまい生きた心地がしませんでした。柳楽さん、本当にすみませんでした!
沖田のドSの仮面の下に隠れている脆さがたくさん出て来るので、ゲラゲラ笑って、ヒィヒィ泣いてください。

中村勘九郎(近藤役)コメント

ミツバ篇は『銀魂』の数あるエピソードの中でも屈指の泣けるエピソードで、劇場版とはまた違った『銀魂』を感じました。
真選組の仲間達の「絆」が見られるエピソードですので、思いっきりカッコいい真選組を感じてください。

また、劇場版では着ることが少なかった近藤の隊服姿にもご注目ください。

(C)空知英秋/集英社 ©2017映画「銀魂」製作委員会
(C)2017 dTV